春埜山大光寺(はるのさんだいこうじ)
 

地元の人たちから「お犬様」と呼び親しまれている大光寺は、曹洞宗、神仏混交の修験の山として知られています。春埜山は秋葉山と対になり、奥の院である山住神社の里宮であったという説もあります。大光寺の本堂前には、狼の狛犬が控えていて、ここが修験道の狼信仰の山であったことがうかがえます。

守護神の太白坊は春埜山に住む天狗であると言われ、本尊である三尊天を守護するとされています。また、その眷属である狼を派遣し、信者の祈願成就を助けるとのことです。


大光寺の開山は、養老2年行基菩薩がこの山頂に庵を開いたことが始まりとされています。境内には行基菩薩お手植えと伝えられる、樹齢1300年の春野杉があり、県の天然記念物に指定されています。寛文年間には一時無人となったこともありましたが、江戸時代には復興し、明治の神仏分離令のときにも神仏習合を通し今日に至っています。

本尊
 太梵尊天 帝釈尊天 閻魔尊天  守護神 太白坊大権現
御利益
 当病平癒 家内安全 商業繁栄 作業繁栄 交通安全 心願成就
祭礼

 4/9,10

名物
 あまご甘露煮 春野茶
所在地
 静岡県周智郡春野町花島22−1
アクセス
 大井川鉄道「家山」駅から東海自然歩道で徒歩約6時間
  (キャンプの必要あり)
 浜松方面からタクシーで約2時間