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 羽咋(はくい)神社−少名彦名(すくなひこな)神社 
 石川県羽咋市の市街に鎮座する古社で、能登国羽咋郡の式内社とされています。羽咋郡を治めていた豪族である羽咋君ゆかりの神社と伝えられます。羽咋君の祖は垂仁天皇の皇子石衝別王であり、また「先代旧事本紀」国造本紀には、雄略天皇の御代に石衝別命の児石城別王が羽咋国造に定められたとあります。石衝別命が没した際、その霊を祀ったのが羽咋神社の始まりと伝えられています。

 その昔、この地は高志の北島と呼ばれる未開地で、人々は飢餓と疫病に苦しんでいた上に盗賊もはびこり、更に滝崎の森には怪鳥が住んで害をなしていました。そこで垂仁天皇の勅により石衝別命が当地に下向してこれらを討ち、農事を勧めたので人々の生活は安定したといわれます。怪鳥退治の際、石衝別命が連れていた3匹の犬が怪鳥の羽を食いちぎったことから、 羽を喰らう(羽喰)で、羽咋という地名になったとされています。

 石衝別命の墓とされる境内の大塚を含めて、羽咋神社周辺には羽咋の七塚と呼ば


れる塚が点在しています。そのうちの一つ、犬塚は怪鳥と死闘の末に力尽きて斃れた犬を葬った墓とされています。その後、塚の上に少名彦名神社が建立され、今日でも忠犬の霊を鎮めています。
祭神
 羽咋神社:磐衝別命、磐城別王命、弟苅羽田刀弁命 
 少名彦名神社(犬塚):少名彦名神
御利益
 郷鎮護など(?)
祭礼
 9月25日例大祭、唐戸山神事相撲
名物
 御陵山(ごりょうやま)の水
所在地
 石川県羽咋市川原町長者川164
アクセス
 JR七尾線「羽咋駅」下車西へ10分