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 入登山(にゅうとうざん)神社 
 長野県伊那郡の山里、下條村を見下ろす山中に鎮座する古社です。入野の権現様(高津大権現)という通称で親しまれています。創立は応永元年(1394年)とされ、領主下條頼氏が臼小屋山山頂に甲斐国から奉還して奥の院を祀り、武運長久、福祉安泰の祈願社としたのが始まりとされています。その後、永正元年(1504年)に中腹の現在地に社殿が造営され里宮とされました。社殿は、伊那の名工古林清松の作です。

 このお社には「山犬退治図」という絵馬が収蔵されています。これは天明年間に起こった実際の事件をもとにした絵馬で、白又入地積で馬数十頭を放牧していた所、山犬の大群が現われ馬に襲いかかりました。このとき、近くで草刈りをしていた左助という若者が日頃信仰している「高津大権現」を唱えて、山犬と格闘しこれを捕らえて退治しました。不思議なことに左助の身には傷一つなかったため、入登山神社の御加護だとして、山犬退治に使った鎌とその様子を描いた絵馬を奉納したと伝えられます。このことからこのお社が、山仕事の安全を祈願する山口神社として信仰されてきたことがうかがえます。
祭神
 大山祀命、伊弉尊、建御名方命
御利益
 武運長久、必勝祈願、縁結び
祭礼
 祈年祭4月14日、例祭10月14日
名物
 標高777m地点(パチンコ必勝祈願)
所在地
 長野県下伊那郡下條村陽皐3898
アクセス
 JR「天龍峡駅」下車、車で15分