木野山(きのやま)神社

港町倉敷を流れる高梁川を遡った所、木野山に鎮座する神社です。955年、村上天皇の御代に創建されたとのことです。当初は木野山山頂に鎮座していましたが、大正時代伯備線の開通に伴い木野山駅前に里宮が建立されました。  
古くから山岳を主宰し水源を司る神様として、五穀豊穣、海幸豊饒などの信仰を集めてきました。奥宮の両側に末社が鎮座する高寵神(たかおかみ)、闇寵神(くらおかみ)の両神は、山峰、渓谷、雨を掌る神様であり、「狼さま」と呼ばれ木野山の神使として篤く信仰されています。

豊穣の信仰とともに家畜守護でも有名であり、江戸時代には藩主板倉家に軍馬飼育場守護神として備中松山に分社を勧請されました。また、悪鬼を払うことから邪気退散、病気平癒の神様として知られ、流行病、精神病に霊験があるとされています。明治初年、コレラが流行した折りには、近隣諸国から参拝がひきもきらず、ご分霊の請待も相次いだそうです。今日でも県下あちこちに、コレラ平癒を祈願した木野山神社の分社が残っています。

祭神
 大山祇尊 豊玉彦命 大巳貴尊 奥宮末社:高寵神(たかおかみ)、
 闇寵神(くらおかみ)
御利益
 家内安全 五穀豊饒 病気平癒 邪気退散
祭礼
 4/10〜16春祭 7/10〜16夏祭 10/16例祭 12/10〜16秋祭
名物
 桜並木(見ごろ4月中旬) 高梁川の鮎
所在地
 岡山県高梁市津川町今津
アクセス
 里宮:JR伯備線木野山駅から徒歩十分 
 奥宮:里宮から徒歩約一時間木野山山頂